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2008年11月18日
公立中学校に進んだ子供たちに待っているのが高校受験です。神戸にある私立校は生徒の多くを中学で決めるため、高校での募集はあまりしないという所がほとんどです。特に灘や関西学院など人気の進学校の募集は若干名~数10人で、募集しない学校もあります。しかし偏差値が低く、滑り止めとして受ける場合の多い学校でも、芸術や福祉・医療などの授業に力を入れている所もあり、自分の学力と志向に合わせて選択することもできます。
一方市内の公立高校は3つの学区に分かれており、更に進学校とそれ以外の学校でかなりはっきりランク分けがされています。
第1学区は東灘区、灘区、中央区、兵庫区(神戸生田中及び楠中の区域)、芦屋市の9校で、日本の政治・文化の各方面で活躍した有名人を多く輩出した神戸高校があります。
第2学区は北区、兵庫区(除・神戸第一、芦屋学区所属区域)、長田区、(除・第3学区所属区域)、須磨区(一部)で、全国大会で3度金賞を受賞の吹奏楽部で知られる兵庫高校や、テレビや舞台で活躍するタレントや芸人の卒業校が多数あります。
第3学区は長田区(一部)、須磨区(除・第2学区所属地域)、垂水区、西区で、中でも長田高校は政財界で活躍する人が多数卒業しており、神戸高校と並んで神戸市内トップクラスの進学校です。
現在の公立高校の入試方法は学区と科ごとに分けられ、普通科の場合は次の3通りです。
1、単独選抜(学校単独で選抜。志願した高校に選抜されるかどうかで合否が決まる。人気によって難易度が毎年変わるのが特徴
2、総合選抜(学区全体の学校数合計の定員に合わせて合格者を決め、住居等で振り分ける。学力が基準を満たしていれば確実に合格するが、発表があるまで進学先が分からない)
3、複数志願選抜(学区内全ての高校で第1志望と第2志望を志願できる。判定は第1志望が優先され、順次合格が決まる。仮に第1志望と第2志望が共に不合格でも、欠員が出れば入学の資格が得られる)
現在は、地域別に2の総合選抜方法から順次、3の複数志願制へと変わる傾向があります。その他、職業科や専門科・単位制普通科・総合学科は単独選抜となり、半数~全ての合格が推薦入試で決まります。
次回、後編では、総合選抜と複数志願選抜の詳細についてレポートします。

第1学区の神戸高校。扇千景など日本の政
治を動かす人物を多数輩出
第2学区の兵庫高校。自由な校風が特徴。
関西で人気のお笑い芸人も卒業
第3学区の長田高校。神戸屈指の進学校で、財界で活躍する人物がOBに多い