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2008年05月07日

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暮らしを供にする一生ものの家具の探し方

img_01.jpg  白木のパイン材のテーブルを買うのと、焦げ茶のオーク材のテーブルを選ぶのとでは、部屋の印象がガラリと変わります。同じ白いソファでも、布ばりと革張りでは全く印象が違います。普段の暮らしの風景をつくるもの。それが家具の役目ではないかと思います。

 自分のための座り心地のいい椅子を1脚手に入れれば、テレビを消してゆっくり本を読むのが楽しみになります。小さなスツールをキッチンに置けば、家事の合間に、自分だけの“ちょこっとティータイム”をつくることができます。家具は、いつもの暮らしの中に新しい時間を作り出す力も秘めています。

 ソファやテーブルなど大きな家具は、一旦購入すると、なかなか買い替えることはしません。だからこそ、失敗なく本当に気に入るものを選びたいもの。そこで、今回は家具の選び方、しつらえ方などを、私の引っ越しの経験を元にご紹介したいと思います。
 

家具を選ぶ前に、まずは部屋のサイズを知る

img_02.jpg  4年前、築40年の今の家に引っ越しました。それ以前はやはり古い平屋に住んでいましたが、広さは今の半分。なので大きな家具はほとんど持っていませんでした。「広い部屋に引っ越したら、あれも買おう、これも手に入れよう」と思い描いていたものです。

 引っ越しが決まった時、まず作ったのが、部屋の間取り図でした。1冊の「引っ越しノート」をつくり、その最初のページに、新居の全部屋の間取り図を描き、さらに窓の位置や部屋の縦横のサイズも書き込みました。

 家具選びの第一歩が、この自分の部屋のサイズを知ることだと思います。無計画に家具を選んでしまうと、部屋に入れてみたら、想像以上に大きくて、思い通りの配置ができなかったり、バランスが悪かったり。広々としたショップでは、大抵家具は小さく見えるものです。一般家庭に持って帰ってみると、「えっ! こんなに大きかったっけ!?」とびっくりすることが多いようです。
 

img_03.jpg そして、大切なのが、「ここにソファを置きたい」というスペースの回りだけでなく、部屋全体のサイズを計っておくこと。たとえばソファなら、「この横幅に入るもの」と選んで、きっちりスペースに収まったとしても、その回りにどれぐらいのゆとりがあるのか、ソファ前には、どれぐらいの空きスペースができるのか、またソファの脇を通り抜けられるかなどをチェックしておかないと、暮らしにくかったり、バランスが悪くて素敵なインテリアには見えないのです。

 窓の位置や高さを把握しておくことも忘れずに。家具を置いた時、どの程度光が遮られるか、家具のどちら側から光や風が差し込むかなどは、部屋づくりの大切なポイントだと思います。

 こうして描いた間取り図を、引っ越し後はどんな時でも持って歩きました。ふと時間ができてインテリアショップに立ち寄った時、どんなに素敵な家具に巡り会っても、サイズがわからなければ、選ぶことができません。「ここにソファを置いて、ここにテーブルを」と、電車の中でノートを広げて、あれこれ思いを巡らせる時間は、とても楽しいひとときでもありました。
 

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